11年の継続ののち独立。
正しいコンサルティングで、あなたの“一歩目”をお手伝い。

くにトレーナーの伝わる塾ビジネスPRライター斎藤 邦治さん

コロナ禍で世の中のルールが変わる中、50代でも起業しようという方が増えています。2011年に独立した斎藤さんもそんなひとり。当時は輸入車ディーラーの会社に所属しながらの開業で、ダブルワークゆえのご苦労や工夫などがあったようです。

起業したきっかけを教えてください。

当時立ち上げた事業の内容は恋愛コンサルタントで、今とは全く関係ありません。

始めようとしたきっかけは2つあります。ひとつは当時4歳だったうちの娘から、「パパの夢って何?」と聞かれたことです。この言葉は子供にとっては素直な疑問ですが、大人には案外重い質問じゃないですか。その時に初めて「自分が人より秀でていることって何だろう」と考えました。振り返ってみれば割と人の背中を押したり、気付かせたりするのが得意で、出てきた特技が恋愛相談でした。

2つ目は、ほぼ同時期に中学の同級生の女性の恋愛相談に乗っていたことです。彼女は婚活で200万円くらい使っていましたが、結果は芳しくなく、僕が話を聞いてアドバイスをしていたところ、「私が相談した中で一番腑に落ちた。これは商売にできるよ」と言われました。最初は「そんなの商売になるのかな?」と思いましたが、ネットで「恋愛コンサルタント」と検索してみると意外に仕事にしている人が多く、超軽いノリで始めました。

あなたの事業内容と、他社にない強みを教えてください。

現在の事業の柱は「ビジネスPRライター」です。これは名刺交換をして、「あなたの仕事なんですか?」と聞かれた時に、いかに短く分かりやすく、興味を持ってもらえる言葉をライティングするかという仕事です。そこから、その言葉を使いながら、実際に顧客が増える話し方をトレーニングしていきます。平たく言えば営業ですが、そこを含めてサポートするのが僕のコンサルの一番の特長です。

他のコンサル業の方と比べて、自分の具体的な強みはどこですか?

ビジネスPRライティングに関しては、交流会に特化しているところです。通常のPRライターはおそらく、納品して終わりということがほとんどだと思いますが、自分の場合はその後の面倒も見ます。事業を行っていくうちに、その方のやりたい事や取引先の反応が変化する事がありますし、作ってみた言葉のここをもっと変更してみようか、といったチューニングまでお付き合いします。

もう一つは、実際に売上をあげるための話し方まで、ワンストップでトレーニングができる点です。ここが、肩書きだけ、ビジネスモデルだけ、営業だけとバラバラに提供されていることが多いと思います。すると、それぞれで考え方の違いが出てきてしまいますが、僕の場合は言葉を作ったら、どのように話をするか、気持ちを高めるかと一貫しているので、安心感がありますしビジネススタイルにズレが生じません。

ダブルワークを11年間やってみて、工夫されたことや苦労されたことは?

僕の仕事が週二日の平日休みだったので、そこは基本的にビジネスに使っていました。あとは、当時から朝4時半起きで、早朝をビジネスの時間に充てて、夜も子供の寝かしつけを終えた後に、自分だけ起きて仕事をしていました。副業に対して家族や妻の理解があったことも大きかったです。唯一、約束してくれと言われたのは「子供との時間は減らさない」ということだけですね。

苦労したことは、やはり一番は資金繰りです。副業のファーストキャッシュを得たのは、半年〜1年はかからなかったくらいだと思います。コンサルティングや、個別のご相談などでお金を得たのは、そこからさらに3ヶ月後くらいです。ですから、「この仕事がお金になるのかな?」と疑心暗鬼の中、それでも活動を継続することが精神的にキツかったです。

起業準備にあたり相談した専門家や知人はいましたか?

完全に独立する状況になったらという話は、一緒にやってきた仲間には前々からしていました。

僕は独立のひとつのハードルとして、自分のサラリーマンの収入を二年連続で超える事を課していました。実はこれは、月の売上を計算するとダブルワークでも十分可能でした。しかし、そんな中思い切ったきっかけは、所属していた会社の異動で休みのスタイルが変わったことです。収入面とは関係なく、一年ほど前から「今のビジネス環境が維持できなかったら、会社を辞める」というのは妻には伝えていました。ですから、いざ実際に辞める際には、うちの妻には“いかに辞めなければならないか”と「プレゼン」した感じです。

起業して環境面などの変化はありましたか?

自由な時間が増えたことが大きいです。日中7〜8時間のサラリーマン仕事が、時間の融通が効く自分のビジネスに置き換わって、結果的にトータルで必要とされる体力が少なくなりました。

仕事の面でも、例えば「こんな所でセミナーをやって欲しい」とお話をいただいた時に、以前は時間がなくてお応えできなかったものが、もう自分の興味関心と意欲だけを信じて受けられるようになったのは、とてもプラスです。

今後の展望をお聞かせください。

僕の目標は、僕のコンサルを受けた方が、「斎藤さんのコンサルはとても安く感じたよ!」と言っていただくことです。そういう事を気兼ねなく話せることが、「コスパが良い=満足度が高い」ことの何よりの証拠だと思うからです。自分のような職種は常に「怪しい」とか「騙された」という風評との戦いの面もあるので、現在の業務に注力することで、少しでも正しいコンサルティング業がやりやすい世の中になればいいなと考えています。

これから起業するシニア起業家の方へアドバイス。

最も大事な事は、“続けられる”ビジネスにした方が良いということです。やはり最終的にビジネスの成功、失敗を判断するには、ある程度の活動期間が必要です。行動が継続しづらい内容では、何かうまくいかずにつまずいた時に活動が停止して、そのまま事業がダメになってしまったりします。ですので、起業を考えられる際は、「これは自分が寝食を忘れて打ち込めそうか」とシビアに自分に問うてみて、その答えで選択して進んでいただきたいと思います。

【掲載企業情報】

事業所名 くにトレーナーの伝わる塾
住  所
〒212-0023 神奈川県川崎市幸区戸手本町2-396-1-408
電話番号 080-5402-4593e-mail:hitomishiri@outlook.com
撮影:黒木写真事務所編集:株式会社ブランブランシュ

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